BIZ GROOVE #2 collaborated with

今回のBIZゲストは
鹿島建設株式会社 環境本部 地域環境計画グループ
柵瀬(さくらい)信夫氏

鹿島建設株式会社というと日本の土木建築の雄、かつては霞ヶ関ビルや最高裁判所などを手がけた質実剛健なイメージの会社。
柵瀬さんは、水産、魚の研究所から鹿島建設に入社し、水族館などを作る仕事がスタートだったそうです。
今回は、環境との共生を目指す(自然対応型コンクリート)の話をしてくれました。

【食物連鎖を修復する(カニ、カエルパネル)】
「従来のコンクリート護岸は、生き物にとって住みやすい場所ではなかったんですね。その為に生き物の生活空間を消失してしまいました。そこで、カニが生息できるようなパネル、カエルパネルを開発、提供し、沿岸及び陸域の食物連鎖を修復し、多様な生き物が呼び戻るようにしました。カニは食物連鎖の中心にいる生き物なのです。さらに万が一,人が水に落ちるようなことがあっても,パネルに施されている深目地が手・足がかりになるため,従来型の護岸と比べても災害を抑止できるつくりとなっています。」
-----------------------------------------------
実際に、わかりやすく会場にカニ・カエルパネルを会場の皆に触れてみることができました。そして、芝浦アイランドに(カニ・カエルパネル)で生息している。カニも瓶入れて見せていただきました。
-----------------------------------------------
【土に近づけるウエットコンクリート】
「都心のビルの温度を下げるためにビルの屋上を緑地化しようという、屋上緑化はさまざまな企業が取り組んでいますが、メンテナンスが大変なうえ、とてもコストがかかってしまうのが現状です。
鹿島建設で開発したウエットコンクリートは、食物繊維を加えたことで、吸水、保水、蒸発散、毛管作用があり土に近い働きをする。太陽光を反射し、水分を十分に保持するので、2~3度下げることができます。
現在は、試験的に使用されていますが、特許もとっておりますのでどんどん広めていこうと思います。」
-----------------------------------------------
このコンクリートも実際に触れることができました。とても軽いコンクリートでした。
現代社会ではコンクリートはないとなりたたない。
環境との共生していくコンクリートの開発。ものづくりのスペシャリストだと思いました。
-----------------------------------------------
柵瀬さんは最後に
「早寝早起き。健康で良く話をし、広がることが大事。」とコメントされていました。
とっても気さくな方で、わかりやすく、親切で楽しい時間でした。

『知るということが大事』
身近にコンクリートってあるけど普段は、コンクリートを見ても関心がなかった。
でもこの話しを聞き、機会があったら、実際に芝浦アイランドなど、コンクリート見てみようと思いました。
|